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川崎町 森とシイタケ よもやま噺

その1.シイタケ栽培の歴史 -江戸時代の驚くべき栽培法-

 今でこそ毎日の食卓に安定して供給されているシイタケですが、昔は「運が良ければ」「たまに」しか食べられなかったといいます。
 シイタケの栽培が始まったのは、江戸時代。しかし、現在のような知識や技術がなかったため、原木であるナラやシイ、クヌギなどの木に鉈(なた)で傷を付け、野生のシイタケの菌が木の傷に自然に付くのを根気よく待つ、という栽培方法でした。 この自然による栽培は明治頃まで続き、大正以降、良いほだ木(シイタケの菌が入った原木)の木片を原木に埋め込む「埋ほだ法」が考案され、全国で安定した栽培が始まりました。
 現在のような「棒形種駒」による植菌が考案されたのは、昭和に入ってからです。 長い年月をかけ、先人たちによる知識と技術の積み重ねによって確立されたシイタケ栽培。食べるとき、ちょっと思い出してみてくださいね。

【森林組合から】

 最近、山への悪質なゴミ不法投棄が発生しています。多くは家庭ゴミの他、家電なども含まれています。また、山歩き散策などで、山野草を引き抜いたり、荒らしたりする行為も目立ちます。豊かな自然を守り、次世代に受け継いでいくためにも、このような行為は絶対にやめましょう。